
緑区PTA連合会総会におきまして会員の皆様のご承認を頂き、会長職を仰せつかる事となりました、美園南中学校PTA会長の内田宜宏と申します。
私自身、生まれも育ちも…という様なフレーズになりますが、大門小学校→美園中学校→市立浦和南高校と高校までは長らく地元(旧浦和市)で学んできました。高校まで、本当に好き放題させていただきましたこと感謝してもしきれません。結婚し子供を授かり、これからは学んだ学校や地域へ恩返しができればと、2016年より大門小の体育施設開放事業の管理指導員の委嘱を受けたのをはじめ、現在は美園地区内で2校の管理指導員と1校の委員長をさせていただいております。そして2019年度に新設された美園南中学校のPTA会長へのお話をいただいた時も恩返しの気持ちでお受けしたところです。
話は変わりますが、我々親世代が小中高の各段階でもいじめを含めた様々な問題はありました。現在では、SNSを含め、我々の時とはまた違った複雑な環境下で悩みを持つ子どもたちが増えているようです。
いじめ問題につきましては、先生方だけでは気付けないことも増えてきていると思います。そこで原点に戻りたいのは家庭教育です。もちろん、両親ともにお仕事をお持ちの家庭が増えていく中ではありますが、子どもとのコミュニケーションに、少しでも時間をさいていただけたら、少し変わってくるのではと思っております。
子どもと話をする時の話ですが、どうしても親目線でコミュニケーションをとりがちです。時に小中学校を経験した、先輩としての成功や失敗談などをコミュニケーションに活かしていただき、家族の絆をより深めていただけるといじめをはじめとした諸問題にも対してもまた新しい発見、解決があるかとおもいます。
PTA活動につきましては、日頃から役員の皆さんをはじめ、ご理解とご協力のもと活動されていることと思います。2022年度からコミュニティスクールが全国で一斉導入されます。家庭と学校、そして地域が様々な問題を解決していく場が全ての学校に設けられることとなります。
これを機に、児童生徒の皆さんには多感な時期に、地域で感動体験の連鎖を感じてもらい、選んだ進路先で、また就職先で活躍され、ゆくゆくは緑区内の母校の学区に戻ってきてもらえるような取り組みを進めていければと思います。保護者の皆さま、学校・地域の方々にもご理解いただき、ご支援をお願い申し上げます。