使途不明金問題に関するこれまでの経緯と再発防止策について

使途不明金問題に関するこれまでの経緯と再発防止策について

はじめに

 元会長2名他が6月26日に逮捕された件で、会員の皆さまをはじめ、全国のPTA関係者様に、多大なご迷惑とご心配をお掛けしておりますこと、あらためて心よりお詫び申し上げます。

 これまでも可能な限り適時の情報開示に努めて参りましたが、これまでの経緯と、行ってきた対応について、以下の通り説明いたします。

これまでの経緯

再発防止対策などこれまでの取り組み

 詳細につきましては、第三者委員会報告書の公表時に発表している内容と、令和6年度定期総会関係資料(会員限定エリア)でも解説しておりますが、以下の通り再発防止策をとっております。

  • 支出の承認
    20万円以上の支払は理事会承認とする会計規程改正を実施しました(令和5年7月26日)
  • チェック体制の強化
    項目ごとに決算額を理事会に報告することとする会計規程改正を実施しました(令和5年7月26日)
    また、報告資料にチェック項目を作成し、その記録を保管することとしました
  • 利益誘導禁止の実効性強化
    「PTA活動総合補償制度」内規児童・生徒ワイド補償制度 内規個人情報漏洩補償制度 内規について、それぞれ、内規違反の場合は通知及び相談を求めることとするなどの内規改正・施行を実施しました。(令和6年1月24日)
    また、これらの内規を損害保険会社および代理店にも共有しました
  • 収支の改善
    予算・決算を通じて一般会計と保険口座で実施する事業の明確化を行いました
    一般会計・保険口座それぞれで収支が完結するようにしました

さいごに

 以上が、簡単ではありますが、一連の問題の発覚からこれまでの経緯です。

 本件につきましては、当会の存在意義を揺るがす重大な問題と深く認識しており、発覚以降、第三者委員会にも調査いただきつつ、できる限りの再発防止策を講じてまいりました。引き続き、厳正に事実確認と対処を行うこと、また、会員の皆さまにとって意義のある事業を推進することを通じて信頼回復に努めてまいる所存です。

 改めて、深くお詫びいたします。