【進級・新年度】PTA役員・委員の話がきたら|断り方と引き受ける前の確認

PTA役員・委員の話がきたら

春の役員決めでドキッとした方へ。不安を軽くするページです

新年度、クラス替えとともにやってくるのが、PTAの役員・委員決め。「電話がかかってきたらどうしよう」「引き受けたら大変なのでは」——そんな不安を少しでも軽くするために、このページをつくりました。

保護者のためのガイド「役員・委員の話がきたら」の図解。引き受ける前に確認したいこと、断り方のこと。1 まず、知ってほしいこと:役員・委員は強制ではありません。引き受けられない事情があれば、伝えて大丈夫です(強制ではありません、事情を伝えれば大丈夫です、自分や家族を大切にしましょう)。2 引き受ける前に確認したいこと:仕事の中身と量、集まる回数と時間帯、平日の学校に行く必要があるか、オンラインでできるか、前任の引き継ぎ資料はあるか。3 どうしても難しいときは:事情を伝えて断ってかまいません、年度途中でも相談できます、代わりにできることを提案するのも方法です。4 役員になったら、心得ておきたいこと:ひとりで抱えない、やめることを決めてよい、学校はパートナー。PTAの「T」を忘れずに。5 会費について:会員から預かったお金です。使い道は総会で決め、記録を残します(会費の管理、使い道は総会で決定、記録を残す)。6 市P協のサポート:他校の事例を知る、事務局に相談する、研修や講習会に参加する。なにより、無理をしない。
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まず、知ってほしいこと

  • 役員・委員の種類、決め方、任期は学校ごとに違います。うわさではなく、自校の実際を確認するのがいちばんです
  • 近年は、仕事の分担・簡素化・オンライン化など、負担を減らす工夫が多くの学校で進んでいます
  • 引き受けるかどうかは、ご自身で決めてよいことです。お断りするのに、詳しい理由を伝える必要はありません。迷ったら、ひとりで抱え込まずに相談してみてください

引き受ける前に、確認したいことリスト

打診を受けたら、次のことを聞いてみましょう。具体的にイメージできると、不安はぐっと小さくなります。

  • 任期はいつからいつまで?
  • 集まりの頻度と時間帯は?(平日の昼?夜?土日?)
  • オンライン参加や、チャット・書面でのやりとりはできる?
  • 前任者からの引き継ぎ資料はある?
  • 仕事や家庭の事情(下のお子さん、介護など)に配慮してもらえる余地は?

経験者の声

『最初は時間のことが心配でしたが、思い切って役員を引き受けてよかったです。他学年の保護者とも仲よくなれました。』

役員を経験した保護者の声(PTAハンドブックより)

『自分たちが作った広報紙を子どもが誇らしげな顔で持って帰ったのがうれしかったです!』

役員を経験した保護者の声(PTAハンドブックより)

どうしても難しいときは

家庭の事情はそれぞれです。無理をして引き受ける必要はありませんし、お断りするときに、理由をくわしく説明する必要もありません。「今年は難しいです」と伝えるだけで大丈夫です。

もし話せる範囲で事情を伝えられれば、集まりの少ない役割や単発の手伝いなど、負担の軽い関わり方を一緒に探せることもあります。

また、役員でなくても、その都度参加できる単発のボランティアなど、関わり方はいろいろあります。

できる人が、できるときに、できる形で。

役員になったら、心得ておきたいこと

学校は「パートナー」——PTAの「T」を忘れずに

PTAのTは Teacher。先生も同じ会員であり、学校は敵ではなく、子どもたちのためのパートナーです。役員の仕事の土台は、校長先生をはじめ学校との信頼関係づくり。要望や相談は「対立」ではなく「協働」の姿勢で、互いにリスペクトを持って向き合いましょう。

単位PTA・区P連・市P協の役割分担

役員になると、自校の外にもつながりがあることに気づきます。ざっくり言うと、この三層構造です。

役割
単位PTA(各校)活動の主体。会員・会費・事業はすべて各校PTAのもの
区P連(区連合会)区内の単位PTAの連携と情報交換。会長同士の相談の場でもあり、区内の行事や区役所・地域団体との窓口
市P協市全体の連絡調整。補償制度研修、市教育委員会との交流市・県レベルの会議への出向など、一校ではできないことを担当

くわしくは組織図理事会とは?をご覧ください。

「PTA改革」を考えるときは

  • 決まっていることには経緯があります。「なぜこうなっているのか」をまず客観的に確認してから、変えるかどうかを判断しましょう。前任者や学校に聞くと、意外な理由が見つかることもあります
  • 学校あってのPTAです。無理をしない。改革も活動も、学校の負担や現場の実情と歩調を合わせて。「変えない」というのも立派な意思決定です

会費について、最低限知っておきたいこと

  • できるだけその年度で使い切るのが基本。会費は、いま在校している子どもたちのために納められたお金です。ため込まず、その年の子どもたちに還元しましょう(くわしくは会計担当になったら
  • 学校の設備の修繕費用は、PTA予算では負担できません。学校の維持管理費は公費負担が原則です。また、学校の予算で買っていない物品を学校が受け取ることは概ね「寄附」にあたり、さいたま市の手続要領に基づく受入手続きが必要です。判断に迷ったら必ず学校管理職の先生と相談を(手引きの「寄附について」参照)
  • 教育振興費。学校の教育活動を応援する費目を設けている学校もあります。何に使うのかを会員に説明できる状態にし、本来公費で賄うべきものとの線引きを意識しましょう
  • 卒業記念品。卒業生に贈るのか学校に贈るのか(学校に贈る場合は寄附の手続きが必要です)、財源は卒業学年の負担か会費全体か、金額は適切か——学校ごとに考え方があり、市P協として特定の方針を定めるものではありませんが、この3点は毎年話題になる論点です。学校と保護者でよく話し合って決めましょう

事務局・使送便をうまく使う

  • 市P協や区P連からの書類は、学校あての連絡便「使送便」で学校に届きます。学校に届いたあと、PTAのだれが受け取り、開封し、担当者へ渡すか——この流れがあいまいだと「届いているはずの書類が見当たらない」ということが起こりがちです。年度はじめに学校と相談して、受け取りの流れを決めておきましょう
  • 提出書類は期限厳守で、記載間違いのないように。振込があるときは金額をよく確認しましょう(わずかな金額のやり取りでも手数料がかさむことがあります)
  • 困ったら、ひとりで悩まず市P協事務局へ。手続きの疑問だけでなく、活動で困っていることも、これまでに寄せられた相談事例の共有や関係機関への確認など、できる範囲で力になります

なにより、無理をしない

最後に、いちばん大事なことを。PTAはボランティアです。仕事や家庭、自分の体調より優先するものではありません。

  • 「やらねばならない」と感じ始めたら、危険信号です。義務感だけで動いているときは、疲れがたまっているサイン。一度立ち止まって、活動を減らせないか考えましょう
  • ちょうどいいのは「少しだけ頑張ってみる」くらい。背伸びした目標より、できる範囲の一歩の積み重ねのほうが長続きします
  • 活動と適切な距離を取りましょう。休む・断る・人に任せるは、どれも立派な選択肢です。役員が疲れ果ててしまうより、活動が少しゆっくりになるほうがずっといい
  • 困ったら、ひとりで抱え込まずに相談を。まずは会長や本部役員へ。学校をこえた悩みは市P協事務局にもご相談ください。同じ悩みを乗り越えた人が、必ずどこかにいます

よくある質問

役員を打診されたら、断ってもいいですか?

はい。PTAはボランティアで成り立つ会であり、引き受けるかどうかはご自身で決めてよいことです。無理をして引き受ける必要はありません。「今年は難しいです」と伝えるだけで大丈夫です。

断るときに、理由を説明する必要はありますか?

いいえ。少なくとも、ほかの保護者がいる公開の場で、参加できない理由を言う必要はありません。家庭の事情をくわしく打ち明ける義務もありません。

もし話せる範囲で伝えられれば、負担の軽い関わり方を一緒に探せることもありますが、それも任意です。

役員は強制ですか?くじ引きやポイント制で決まると聞いて不安です

決め方は学校ごとに異なりますが、PTAは任意加入の団体であり、活動を強制することはできません。不安なときは、うわさではなく自校PTAの実際の決め方を確認してみてください。近年は負担を減らす見直しも進んでいます。

断ったら、子どもが不利になりませんか?

なりません。PTAの活動は、会員かどうか・役員かどうかに関係なく、子どもたち全員のために行われるものです。

引き受けたあとで、事情が変わって続けられなくなったら?

ひとりで抱え込まず、早めに会長や本部役員に相談してください。分担の見直しや交代は珍しいことではありません。休む・断る・人に任せるは、どれも立派な選択肢です。

市P協のサポートメニュー

※活動内容・会費・役員の決め方などは学校ごとに異なります。くわしくは各校PTAにご確認ください。

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